「DX銘柄」にSGや日本郵船、コロナ対策でヤマトも

（出所：経済産業省）

認証・表彰経済産業省は7日、東京証券取引所と共同で選定した「DX銘柄2021」26社と「DX注目企業」20社を発表した。デジタル技術によってビジネスモデルや経営の変革に挑戦し続ける企業を毎年選定しているもの。

東京証券取引所に上場している企業の中から選ぶ「DX銘柄」には、物流関連ではSGホールディングスと日本郵船を選定。そのほか日本航空やトラスコ中山なども選んだ。DX銘柄には選ばれなかったものの、注目すべき取り組みを実施している「DX注目企業」には、ANAホールディングスなどを選定した。

今回はそのほか、新型コロナウイルス感染症対応にデジタル技術を活用し、優れた取り組みを実施した11社を新たに「デジタル×コロナ対策企業」として選定。「製造・物流戦略部門」ではヤマトホールディングスとアスクルの2社を選んだ。

なお、7日に開催した「DX銘柄2021選定企業発表会」では、各社の取り組みや「デジタルトランスフォーメーション調査2021」の結果などを発表。発表会での基調講演や取り組みの紹介の様子は後日、経済産業省のウェブサイトで公開するとしている。