環境・CSRENEOS(エネオス)はことし7月1日付で、EV(電気自動車)など電動車関連事業に特化した組織「EV事業推進部」を設置する。ENEOSは、グループの2040年長期ビジョンにおける事業戦略として、次世代型エネルギー供給・地域サービスの展開を掲げる。燃料油に加えて電気・ガス・水素エネルギー供給体制の構築とともに、全国のサービスステーション(SS)において、モビリティ関連や生活関連のサービスをトータルで提供するプラットフォームの整備を進める。
EV事業推進部の設置を契機として、全国のSSネットワークを生かした経路充電(移動経路における充電)事業や、「ENEOSでんき」と連携した自宅等での充電向けサービス、さらに電動車のリースやメンテナンスなどの関連サービスの展開を検討していく。