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日本郵船、CO2回収貯留のシンクタンクに参加

2021年6月10日 (木)

環境・CSR日本郵船は10日、二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)の促進に向けて設立された、豪州のメルボルンに本部を置く国際的シンクタンク「グローバルCCSインスティテュート」への参加を発表した。CCS開発の動向を把握するとともに、圧縮した液化CO2の海上輸送や、海底下へのCO2圧入などのプロジェクトに参加し、海運事業の脱炭素化を進める。

CCSは、発電所や化学工場などで排出されたCO2を回収し、輸送用に圧縮してから海底下などの岩層深くに圧入して永久に貯留する技術。温室効果ガスの排出削減に向けて、世界中で採用が進んでいる。

▲CCSの模式図(出所:日本郵船)