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日本郵船・KNCC、日本SYと液化CO2船建造

2024年12月2日 (月)

▲LCO2-EP船のイメージ(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船は2日、同社と関連会社であるKnutsen NYK Carbon Carriers AS(クヌッツェン・エヌワイケイ・カーボン・キャリアーズ、KNCC)は、日本シップヤードと、KNCCの独自技術であるLCO2-Elevated Pressure (LCO2-EP)カーゴタンクを基に、常温昇圧(EP)方式を用いてターミナル間で液化二酸化炭素(LCO2)を貯蔵・輸送する4万立方メートルの液化CO2船(LCO2-EP船)の建造に向けた共同検討を行うと発表した。

カーボンニュートラル社会の実現に向けて注目されているCCS(二酸化炭素回収・貯留技術)は、CO2を発電所や化学工場などの排出源で回収し、輸送用に圧縮してから陸域や海底下など安全な地下地層深くに圧入し、貯留する技術だ。同取り組みでは、CCSバリューチェーンの確立に寄与し、温室効果ガス(GHG)の排出削減を目指す。

同社は、全体方針の策定と建造可能性と妥当性の評価を、KNCCはLCO2-EP船に関する技術と規制に関する専門知識の提供を、日本シップヤードは造船所の立場からLCO2-EP船の建造方法を検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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