日本郵船など3社、ONEから配当金2億ドル

財務・人事日本郵船・川崎汽船・商船三井の3社は14日、持分法適用会社のオーシャンネットワークエクスプレス（ONE、シンガポール）から、配当金としてそれぞれ7400万米ドル（81億円）、6100万米ドル（67億円）、6000万米ドル（66億円）を受領すると発表した。受領日は21日。

ONEは昨年、コロナ禍からの貨物需要の回復や、短期貨物市場の拡大などにより利益が大幅に増加。5月に発表した2020年通期業績は、売上高が前年同期比21.3％増の143億9700万米ドル（1兆5733億円）、純利益がおよそ33倍の34億8400万米ドル（3807億円）となっている。

3社はともに、2022年3月期第1四半期（21年4-6月）の単体決算に、今回の配当金を営業外収益として計上する見込み。なお、持分法適用関連会社からの配当であるため、連結決算上は消去される。