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北海道でも公道実験開始へ、配送ロボ実用化見据え

2021年6月15日 (火)

▲多数のロッカーを搭載。電動四輪の第一種原動機付自転車(出所:北海道運輸局)

国内北海道運輸局はこのほど、公道において運転席が無い車両をコントローラーで手動運転する実験を可能にする規制緩和(保安基準緩和認定)を実施した。京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区)が8月に石狩市の公道で無人自動配送ロボットの自律走行実験を行うことを見据えた措置で、その準備段階として、一時的に手動運転による実験を認める。

このほど同社から、多数のロッカーを搭載した第一種原動機付電動四輪の、コントローラーによる手動運転の許可を求める申請があり、14日付で規制の一部を緩和したという。なお、今回の認定は車両を監視・操作する者が車両の近くで運転操作をすることを可能にしたものであり、遠隔からの運転操作や、車両の自律走行を認めたものではないとしている。