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野村不の「Landport越谷」完成、拓洋が一棟利用

2021年6月17日 (木)

▲既存の拠点を統合・移転した新たな「越谷共配センター」(出所:拓洋)

拠点・施設野村不動産は16日、開発した新たな物流施設「Landport(ランドポート)越谷」(埼玉県越谷市)が完成し、満床で稼働を開始したと発表した。関東圏を中心に物流事業を展開する拓洋(埼玉県八潮市)が一棟利用する。

同施設は4階建てで、敷地面積は1万3000平方メートル(3932坪)。同シリーズでは初めてHacobu(ハコブ、東京都港区)のトラック予約受付システム「MOVO Berth」(ムーボバース)を採用し、消費電力削減のための「人感センサー付き照明」や全面防火シャッターなども導入した。

▲防火シャッター(出所:拓洋)

同施設は越谷市流通団地内に位置し、東京外環自動車道の草加インターチェンジ(IC)からは7.7キロ。東北自動車道の浦和ICからは11.9キロで、常盤自動車道にもアクセスしやすいことから、野村不動産は首都圏全域に加えて東北・関越・常盤・千葉エリアへの即日配達も可能としている。

なお、拓洋は1日に既存の「越谷共配センター」と「越谷共配第二センター」を統合・移転する形で入居。新たなセンターで、さらなる物流の効率化を図るとしている。

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