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【関西物流展】事務局「有意義な商談機会に」

2021年6月18日 (金)

イベントインテックス大阪(大阪市住之江区)を会場に、16日から3日間の日程で開催された「第2回関西物流展」。新型コロナウイルスの感染拡大が長期化の様相を呈する中で、ニューノーマルを見据えた物流業界のあり方を問う機会ともなった。展示会事務局の岩本匡史・営業企画部長に、今回の展示会の印象について聞いた。

第2回関西物流展の展示会事務局の岩本匡史・営業企画部長

――前回の成果を踏まえて、今回の関西物流展で注力したところは?
岩本部長 今回の出展は、物流現場における「働き方の改善」と「生産性向上」に力点を置いた。AGV(無人搬送者)のデモンストレーションを披露するブースが増えており、まさに物流業界のトレンドがそこにあることを象徴している。コロナ禍での開催となったため、安心して来場いただけるよう配慮しながらの運営となったが、出展者と来場者の双方には、非常にご理解をいただけたと感じている。ウェブサイトを使ったセミナー情報の発信など、新たな取り組みもご好評をいただくなど、社会動向を意識した運営を推進できたと思う。

――展示会場を回った印象は?
岩本部長 まずは、来場者に決裁者の姿が多く、非常に有効な商談の機会となった印象が強い。展示会は、新しい技術やサービスの紹介だけでなく、具体的な商談が始まる第一歩と考えており、その意味で満足感の高い内容となったのではないか。

――来場者数の動向をどう見ているか?
岩本部長 2日目が終わった時点の累計来場者数は、前回と比べて2割程度少なかった。緊急事態宣言が発令され、広域な移動が難しい状況下で、よく健闘したと考えている。

――次回の関西物流展は、2022年4月13日から「第1回マテハン・物流機器開発展」との併催で開催します。
岩本部長 新たにサプライヤーの皆様を対象とした展示会を同時に開催することとなり、関西物流展との相乗効果を期待している。関西物流展の対象者の裾野が広がり、より活性化された内容になると考えている。ぜひ、ご期待いただきたい。