
(出所:Uber Japan)
フードUber Japan(ウーバージャパン、東京都渋谷区)は22日、フードデリバリーサービスの「Uber Eats」(ウーバーイーツ)に関して、東京23区での「徒歩」による配達を試験的に開始する。配達員の働き方の柔軟化に向けたもの。
自転車の駐輪にかかる手間が省けるほか、階段や細い路地を行くことが可能になるため、同社は「効率的に近距離の配達ができるようになる」とコメントしている。徒歩による配達は、すでにニューヨークや香港など、海外の複数都市で開始している。
すでにUber Eatsに登録している配達員は、アプリ画面での操作により、自転車などから徒歩での配達に切り替えることが可能。また、これから新たに登録する配達員は、配達方法として「徒歩」のみを選択すれば、自転車を持っていなくてもUber Eatsで配達を始めることができる。
なお、徒歩を選ぶ配達員に対しても、配達中の事故については対人・対物賠償責任保険と傷害補償制度を適用する。費用は同社が拠出し、配達パートナーの負担はないとしている。