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AZ-COM丸和HD1Q、3PL好調寄与し増収増益

2025年8月5日 (火)

財務・人事AZ-COM丸和ホールディングス(HD)が5日に発表した2026年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比11.2%増の552億4600万円、営業利益が65.8%増の30億7600万円、最終利益が63.8%増の20億300万円と増収増益だった。

主力の物流事業の売上高は11.3%増の545億900万円、セグメント利益は24.6%増の30億1500万円だった。

輸配送事業のうちラストワンマイルは、一部取引先での業務縮小、物量減少が影響した結果、売上高は3.7%減の95億5200万円。EC常温輸配送は、新たな取引先の輸配送案件の獲得に加えセンター間をつなぐ幹線輸送数が堅調に拡大し、売上高7.1%増の140億4300万円。

3PL事業は全体的に好調。EC常温3PLは、前期に開設した大手ネット通販会社向けの大型物流センターの通期稼働、既存物流センターでの取扱物量の増加が寄与し、売上高23.4%増の178億6300万円。低温食品3PLは、前期開設したスーパーマーケット向け物流センターの通期稼働に加え料金改定効果が寄与した結果、売上高10.4%増の64億400万円。医薬・医療3PLは、主要取引先であるドラッグストアにでの業容拡大に対応する新たな物流センターの全面稼働に加え、好調な取扱物量が寄与した結果、17%増の66億4400万円だった。

利益は一部取引先での業務縮小や物量減、新規センター開設に掛かる一時費用などの影響があったものの、物流センターの拠点数や稼働車輌台数の増加に加え、料金改定、生産性向上などの取り組みによる改善効果が上回った結果、大幅な増益となった。

通期業績予想は変わらず、売上高が前年比5.6%増の2200億円、営業利益が同8.5%増の119億円、最終利益が0.2%増の73億円。

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