拠点・施設板金や機械などの加工事業に加えて、製造業向けの受発注プラットフォームの開発・運営を行うキャディ(東京都台東区)は27日に、関西支社兼品質管理センターを、大阪市港区の杉村倉庫内3階に移転する。事業拡大による取扱製品や社員の増加に伴うもので、敷地面積を6.6倍に拡大し、物流機能も強化するという。
既存の関西支社兼品質管理センターは、2019年に大阪市北区に開設。これまでは関西支社としての機能に加えて、西日本向けを中心に、加工部品を検査・梱包・発送する役割を担ってきた。
新たな施設の面積は400坪で、恒温室や門型の3次元測定機など、新たな設備を導入。半導体製造装置などの案件に対応できる、品質管理と物流体制を構築する。
JR環状線と地下鉄中央線の弁天町駅からは徒歩25分で、阪神高速道路の九条出口からは車で5分。なお、同社は今後の事業拡大を見据えて、1年以内の物流拠点拡張も視野に入れているという。