内航船舶、4月の総輸送重量が9％増加

調査・データ国土交通省が27日に発表した内航船舶輸送月報によると、4月の総輸送量は重量ベースで前年同月比8.6％増の2660万5000トン、トンキロベースでは5.9％増の131億7790万トンキロとなった。

船舶の大きさ別では、大型鋼船が10.7％増の1679万2000トン（7.1％増の96億243万トンキロ）、小型鋼船が4.4％増の814万6000トン（1.7％増の32億8579万トンキロ）、プッシャーバージ・台船が9.5％増の166万7000トン（14.3％増の2億8969万トンキロ）で、いずれも増加した。

用途別では、貨物船が8.8％増の1629万8000トン（9.5％増の84億8891万トンキロ）、油送船が8.1％増の864万トン（0.9％減の43億9931万トンキロ）だった。

主要10品目では「石炭」が36.4％増の114万6000トン（53.4％増の1億4568万トンキロ）で最も増加幅が大きく、「原油」は43.1％減の90万3000トン（45.9％減の6億5005万トンキロ）で最も落ち込んだ。