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ヤマトHD、CDP気候変動分野で2年連続最高評価

2025年12月19日 (金)

認証・表彰ヤマトホールディングス(HD)は18日、国際的な環境情報開示団体CDPが実施する気候変動対応の評価で、最高評価となる「Aリスト」に2年連続で選定されたと発表した。Aリストは、情報開示の透明性と取り組みの実効性が上位数%と認められた企業に付与される。

ヤマトグループは、2050年までに自社排出の温室効果ガス(GHG)を実質ゼロとする目標を掲げ、2030年には20年度比で48%削減を目指している。EV(電気自動車)の導入や太陽光発電設備の拡充を進めるほか、宅急便のカーボンニュートラル配送、再生可能エネルギー供給、GHG排出量算定サービスなど、物流を起点とした脱炭素ビジネスも展開している。

輸配送量の多い物流企業にとって、環境対応は事業継続の前提条件となりつつある。今回の評価は、ヤマトグループの中長期的な脱炭素戦略が国際的にも一定の水準にあることを示した形だ。

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