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日野トラックデュトロ、ブレーキ不具合でリコール

2021年7月29日 (木)

荷主国土交通省は29日、日野自動車製の中小型トラック「デュトロ」について、電動式駐車ブレーキに不具合があるとして、同社よりリコール(回収・無償修理)の届出があったと発表した。

電動式駐車ブレーキの駆動モーターに接続するケーブル先端部の強度不足により、停車前に駐車ブレーキを作動するとケーブル先端部が損傷する恐れがある。そのため、駆動モーターの動力が伝達できなくなり、警告灯が点灯するとともに駐車ブレーキが作動せず駐車中の車両が動き出す可能性がある。日野自は、不具合が既に44件発生していることから、7月30日からリコールを開始し全車両のケーブル一式を交換する。現時点で、この不具合による事故の報告はないという。

対象は、2016年4月から2018年12月に製造された計3万9351台。トヨタ自動車が販売する「トヨタダイナ200」「トヨタダイナ300」「トヨタダイナ400」「トヨタトヨエースG25」「トヨタトヨエースG35」「トヨタトヨエースG45」も含まれる。

リコール対象の型式や車体番号などの概要は以下のURLを参照。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001416655.pdf