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「WAN-Sign」が認定タイムスタンプ利用事業者登録

日通のワンビシ、電子契約サービスの信頼性を訴求

2021年8月5日 (木)

認証・表彰日本通運の子会社で情報資産管理事業などを展開するワンビシアーカイブズは5日、提供する電子契約サービス「WAN-Sign」(ワン・サイン)が日本データ通信協会(JADAC)の「認定タイムスタンプを利用する事業者に関する登録制度」に新規登録されたと発表した。「タイムスタンプ」は、電子データがある時点に存在し、その後に改ざんされていないことなどを証明する技術で、ワン・サインの信頼度の高さを訴求する。

JADACは総務省の指針に準拠した「タイムビジネス信頼・安心認定制度」を運用しており、同制度の基準を満たしたタイムスタンプは、信頼性の高い認定タイムスタンプとして電子帳簿保存や電子契約などの分野で広く普及している。ワンビシアーカイブズは、同じくJADACが運用する「認定タイムスタンプを利用する事業者に関する登録制度」に登録されたことで、ワン・サインの信頼性が確認されたとしている。

ワンビシアーカイブズはコロナ禍によりリモートワークの普及とともに電子文書や電子取引が増加する中、紙原本としての契約書類と、電子原本データの両方を一つのクラウドシステム上で管理し、業務効率化と内部統制の両方を高める同サービスの利用拡大を目指す考え。「安心・安全な電子署名サービスで日本社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する」としている。