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オプティマインド、ローソンと店配送最適化で協働

2021年8月10日 (火)

▲ラストワンマイルに特化したルート最適化サービス「Loogia」(出所:オプティマインド)

調査・データオプティマインド(名古屋市中区)は、ローソンの店舗配送ルート最適化に向けた共同実証実験を行ったと発表した。ローソンの「持続可能な店舗配送網の構築」を目的とした、効率的な店舗配送ダイヤの構築を進める。大手流通企業がIT企業と連携することで、DX(デジタルトランスフォーメーション)による物流最適化に取り組む動きが広がってきた。

オプティマインドが提供する自動配車クラウドサービス「Loogia」(ルージア)と、ローソン配送員のスマートフォン端末に収録されたGPSデータの解析結果を活用。群馬県前橋市の物流センターから群馬・埼玉・栃木の3県内にあるローソン440店舗への配送ダイヤを分析し、最適化を行った。その結果、配送車両を48台から44台に4台減らせることが確認された。ローソンはことし10月より、ルージアを活用して作成した最適な配送ダイヤで実際に配送を行う。

オプティマインドは、今回の配送最適化に向けた共同施策の実現を契機として、ローソンと日々の荷量変化に柔軟に対応した店舗配送ダイヤの検討をはじめとする、持続可能な店舗配送網の構築に関する先進的な取り組みを進める。今後もローソンとの協業を通じて、小売業界の店舗配送におけるラストワンマイル物流のあり方の変革に取り組む。