拠点・施設家電通販サイト「XPRICE」を運営するエクスプライス(東京都江東区)は17日、三井不動産の物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅲ」(MFLP船橋Ⅲ)内に当社最大の物流センター「船橋物流センター」を稼働させたと発表した。商品配送機能の強化による顧客サービスの向上が狙い。
エクスプライスは、船橋物流センターを「MFLP船橋Ⅲ」の1階に新設。首都圏における旗艦拠点と位置付け、既存の市川商品センター(千葉県市川市)はことし9月末に閉鎖する。エクスプライスの物流センターは、船橋市内で同じ三井不動産の物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ」(MFLP船橋Ⅱ)内に「船橋第二物流センター」があり、隣接した両拠点による連携効果も期待できそうだ。
今回の船橋物流センターの稼働により、同社の物流センターの延床面積は合計で4万3000平方メートルに広がり、より効率的な配送業務が可能となる。環境に配慮した仕様とすることで消費電力やCO2排出量の削減効果も創出し、ESG経営をさらに推進する。