家電ECエクスプライス、物流生産性1割改善｜短報

（イメージ）

EC関通は22日、家電販売を中心としたECサイトを運営するエクスプライス（東京都江東区）が関通のWMS「クラウドトーマスPro」を導入し、物流現場の生産性を全体で5-10％引き上げることに成功したと発表した。

エクスプライスは、千葉県船橋市に床面積8250坪と床面積3500坪の2つの物流センターを展開し、物流倉庫のスタッフ100人超を抱えているが、これまでは在庫の照会・確認を行うために、その都度PCの前に行かなくてはならないといった業務効率上の課題があった。10年以上前に導入したシステムを利用していたため生産性が上がりにくいのも悩みのひとつだった。

そこで、同社はクラウドトーマスProを導入。PCの前に行く必要がなくなったほか、ハンディで在庫照会・確認を行うことができるようになった。また、ピッキング方法も、複数の出荷オーダーの商品をまとめてピッキングするトータルピックを導入することで、現場の生産性を5-10％引き上げたという。

関通では、エクスプライスの導入事例を自社ウェブサイトで公開している。

■エクスプライス導入事例
https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/case/2344/