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関通、WMSのAPI公開で他システム連携可能に

2021年8月20日 (金)

サービス・商品関通は20日、倉庫管理システム(WMS)「クラウドトーマスPro(プロ)」のAPI(決まった形式でアクセスを受け付けて、仕様通りの結果を返すインターフェース)を公開したと発表した。多くの基幹システムとクラウドトーマスProのリアルタイムのデータ連携を可能にするもので、これまで人手で行っていたデータのアップロードやダウンロードなどの事務作業を軽減する。

「クラウドトーマスPro」API連携イメージ図(出所:関通)

同社はAPIを公開した理由として、顧客のニーズに変化が見られていることを説明。従来は「物流管理システムは、販売管理システムの一部である方が管理が便利」という意見が多く、入出荷のオーダーをまとめて連携するバッチ方式が主流だったが、近年はECの拡大などにより「在庫状況をリアルタイムに把握したい」というニーズが多くなっていた。

「クラウドトーマス」シリーズは、全国で2000人以上の物流関係者が使用。小中規模物流施設向けの「クラウドトーマス」と、大規模物流施設向けの「クラウドトーマスPro」をラインナップしている。