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国交省、「自動車事故対策の継続実施」検討会を新設

2021年8月25日 (水)

行政・団体国土交通省は24日、被害者救済など自動車事故対策の継続実施を議論する「今後の自動車事故対策勘定のあり方に関する検討会」を新設すると発表した。初会合は8月27日に開く。

2022年度に自動車安全特別会計(旧 自動車損害賠償責任再保険特別会計)から一般会計への繰入金の繰戻しについて期限を迎えることを受けて、厳しい財政状況の中でも持続的な自動車事故対策の確保や、事故被害者・遺族への対応策などについて、財政や交通、保険などの有識者や事故被害者・遺族団体、自動車ユーザー団体とともに議論する。

国交省はことし7月、「今後の自動車事故被害者救済対策のあり方に関する検討会」の報告書を取りまとめ、今後の自動車事故被害者の救済策の充実に向けた方向性を示すとともに、自動車事故対策勘定によって自動車事故被害者救済対策を実施する現行スキームの状況変化を踏まえて、被害者救済策を将来にわたって安定的かつ継続的に実施する方策に関する検討を進めることが適当であるとしていた。