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三井倉庫BP、法務IT企業と書類保管で提携

2021年8月27日 (金)

M&A三井倉庫ホールディングスは27日、グループの三井倉庫ビジネスパートナーズ(東京都港区)がLegalForce(リーガルフォース、東京都江東区)の契約書管理システム「LegalForce(リーガルフォース)キャビネ」顧客向けの書類保管サービス提供について業務提携を結んだと発表した。テレワークの浸透など就業スタイルの多様化に対応して、契約書管理のデータ化を含めた最適化を推進する取り組み。ビジネス書類の管理をめぐる協業が今後も広がりそうだ。

(イメージ)

新型コロナウイルスの感染対策などをきっかけとした働き方の多様化で在宅勤務を含めたテレワークが急速に浸透するなかで、オフィススペースを縮小する動きが広がっている。今回の両社の業務提携により、リーガルフォースが展開する「リーガルフォースキャビネ」の顧客向けに書類の外部保管サービスを提供する。

リーガルフォースが販売代理店として三井倉庫ビジネスパートナーズが提供する「三井倉庫のスマート書庫」を紹介する。リーガルフォースキャビネの顧客は、過去の書類を外部倉庫に預けることでオフィススペースの縮小や有効活用が可能になる。

リーガルフォースキャビネは、契約書管理をAI(人工知能)で効率化する契約書管理システム。締結済みの契約書をアップロードするだけで全文をテキストデータ化し、AIが管理台帳を自動で生成する。契約書の検索時間と管理工数はほぼゼロとなることから、スマートな契約書管理の実現が可能だ。