拠点・施設昭和電工は22日、昭和電工シンガポール社にハードディスク生産設備の製造ラインを追加し、月産200万枚の生産能力を増強すると発表した。4月にの月産300万枚の能力増強を発表しており、合わせて500万枚分の増強となる。
ハードディスクドライブ(HDD)の中期的な需要は、世界的な情報通信量の増加とPC、サーバー、デジタル家電などへの用途の拡大により、年10%近くの伸びが見込まれており、現在工事中の能力増強に追加して生産能力の増強が必要と判断した。同社は、今後もHDDの需要拡大に応じ、生産能力の増強を引き続き検討していく。