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神戸製鋼、中国の特殊鋼線材二次加工拠点の能力再増強

2014年7月24日 (木)

荷主神戸製鋼所は24日、中国浙江省平湖市の特殊鋼線材二次加工拠点「神鋼特殊鋼線(平湖)」(KSP社)の生産能力を増強すると発表した。神鋼商事、大阪精工、名北工業など、KSP社の関係株主と合意した。

KSP社は、自動車用ボルト・ナット、軸受製品などに使用される「冷間圧造用ワイヤー」を部品メーカー向けに供給しており、ワイヤーの母材となる特殊鋼線材は全量、神戸製鋼が供給。2012年に生産能力を増強を実施したが、今後も拡大が見込まれるとして、需要拡大に先駆けた能力増強が必要だと判断、再び能力増強を行うことにした。

今回は生産能力引き上げと、これに伴う置場能力を拡充することで、顧客ニーズに合わせた供給体制を強化する。投資額は18億円。