調査・データヤマト運輸が6日明らかにした8月の小口貨物取扱実績によると、宅配便の取扱個数は前年同月実績より11.1%多い1億7647万843個となった。「宅急便」「宅急便コンパクト」「EAZY」(イージー)といった一般的な宅配便サービスが5.2%増えたほか、小さな荷物を宅急便レベルの翌日配達でポストに投函する「ネコポス」が54.3%増と好調さを維持した。
これにより、4月からの今期累計個数も前年同期比9.8%増と1割近い増加基調にペースアップ。内訳は一般的な宅配サービスが4%増の7億6885万2630個、ネコポスが51.4%増の1億5622万274個となった。
一方「クロネコDM便」は6276万636冊と前年同月実績を1.3%下回った。今期累計冊数は3億3887万2001冊(4.7%増)で、前年同期比プラス水準を維持している。