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三菱ふそう、大中型トラック161台リコール実施

2021年9月7日 (火)

行政・団体国土交通省は7日、三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区)から大中型トラックのリコール(回収・無償修理)に関する届け出があったと発表した。ロックナットと呼ばれる走行装置の不具合により、最悪の場合ハブドラムごとタイヤが外れるおそれがあるという。現時点で事故の報告はない。

前軸のハブベアリング用ロックナットの製造過程に不適切な箇所があり、ネジ有効径が所定より大きいものを装着した状態で車両が生産された。その車両は使用過程でロックナットのネジ部が破損し、最悪の場合ハブドラムごとタイヤが外れるおそれがあるという。

出所:国土交通省

対象は、ことし1月7日から19日までに製造された「ふそうファイター」6形式86台と、ことし1月7日から15日に製造された「ふそうスーパーグレード」4形式75台の計161台。

対象となる全車両について、全軸のハブベアリング用ロックナットを交換する。問い合わせは三菱ふそうトラック・バスお客様相談センター(0120-930-397)まで。