中継輸送拡大へ国交省がアンケート調査

調査・データ国土交通省は、富士通総研に委託する形で中継輸送の実施状況に関するアンケート調査を実施し、中継輸送の普及拡大を図る。アンケートでは中継輸送を実施しているか、（実施している場合は）どのような実施形態を採用しているか、普及に向けて重要な課題は何か——の3つの設問で構成。全日本トラック協会も協力を事業者に呼びかけている。

「貨物自動車運送事業における生産性向上、長時間労働改善に向けた調査事業」を2021年度事業として実施し、長距離輸送を担うトラックドライバーの長時間労働を抑制して人員不足の改善につなげる狙い。

中継輸送は長距離・長時間に及ぶ運行経路の途中にある中継拠点を活用し、ほかの運転者と乗務を交替する輸送形態で、ドライバー交替方式、トレーラー・トラクター方式、スワップボディ方式、貨物積替え方式が知られている。