シキボウ海外工場の火災、出火元は倉庫付近

事件・事故シキボウは10日、インドネシア法人の紡績工場（東ジャワ州モジョケルト県）で8日発生した火災について、出火元が紡績部門の原材料倉庫付近だったことを明らかにした。

10日8時時点で判明している情報によると、火災は8日15時15分頃に工場にある紡績部門の原料倉庫付近から出火。およそ5時間後の同日20時30分頃に消火活動を完了し、9日4時頃に最終的な鎮火を確認した。

これまでに人的被害がなかったこと、建物の一部に損傷があることが判明したものの、周辺への影響は依然として「調査中」としている。工場の操業状況は、紡績部門と織布部門が停止し、加工部門は通常操業を継続。製品出荷については調査を続けている。