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スカイドライブ、大阪府・市と「空飛ぶクルマ」連携

2021年9月15日 (水)

ロジスティクス「空飛ぶクルマ」「物流ドローン」を開発するSkyDrive(スカイドライブ、東京都新宿区)は14日、大阪府と大阪市との3者で、大阪での空飛ぶクルマの実現に向け連携協定を締結したと発表した。相互の連携を図ることで科学技術の発展や防災機能の強化、イノベーションの創出、2025年の「大阪・関西万博」に向けた機運を醸成していく。

▲連携協定締結式の様子。左から吉村洋文大阪府知事、SkyDriveの福澤知浩代表、松井一郎大阪市市長(出所:SkyDrive)

空飛ぶクルマの社会実装に向けた課題抽出やビジネス化を目的とした府内での実証実験を実施するほか、そこで得られた知見や検証結果について情報共有することで、大阪における実用化に向けた具体的な取り組みにつなげていく。

大阪府は2020年11月、空飛ぶクルマの社会実装に向けた動きを加速させるべく、具体的かつ実践的な協議・活動の核となるラウンドテーブルを設立。スカイドライブは、万博開催時に大阪ベイエリアでのエアタクシーサービスの実現を目指す。空飛ぶクルマの認知度ならびに社会受容度を確認し将来的な事業の可能性を検証するため、今秋に大林組や関西電力、近鉄グループホールディングス、東京海上日動火災保険と共同で、「大阪ベイエリアにおける、空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」を実施する予定だ。