フードエニキャリ(東京都千代田区)は15日、サブスクリプションタイプのテイクアウト・デリバリーアプリ「POTLUCK」(ポットラック)の運営会社が、配達代行手段にエニキャリの配達サービスを採用したと発表した。
運営会社はエニキャリが配達員を直接雇用し、効率的な配達業務を安定して運営していること、サポート体制が整備されていることを評価した。
エニキャリでは、ラストワンマイル物流のシェアリングプラットフォーム「エニキャリデリバリープラットフォーム」を小売業、卸売業、飲食店、不動産業など幅広い業種業態に提供しており、「天候や時間帯により委託先の配達員が不足し、デリバリー注文を受けられない時がある」「店舗スタッフだけで配達をまかなうのは難しい」といった店舗のニーズに対応。
需要予測に基づいて配達員を配置し、複合商業施設店舗の商品受け取りやオフィスへの配達では裏導線を使うなど、店舗立地、業態やサービスに応じた配達統制がセールスポイントとなっている。
また配達ルートの設定に際しても、データを管理システムに蓄積して効率的なルートを導き出しており、始点から終点までの1対1ルートだけではなく、A地点とB地点など複数地点を経由し、終点へ配達という効率的なルートを導き出すサービスも提供している。
ポットラックは、定額プラン購入で飲食店の料理を受け取ることができるサブスクリプションアプリで、300店舗の1100種類以上のメニューから昼夜テイクアウトが可能。デリバリーサービスは渋谷・恵比寿駅近隣で実施している。配達料は1回あたり税込み324円。