フードエニキャリ(東京都千代田区)は15日、配達機能を持たない小売店の短時間配達を代行する「anyCarry」(エニキャリ)の提供対象を渋谷区全域と新宿区の中落合、下落合、中井を除くエリアに拡大したと発表した。
同サービスは小売店などから委託を受け、短時間で店舗からの配達を代行するもので、これまでは新宿区西部と渋谷区の一部は対象外となっていた。
今後は、全国の都市部にエリアを広げ、年内に東京23区内でも拡大する方針。従来型の配達代行だけでなく、企業と連携して多様な形態のデリバリーサービスを展開し、企業や小売店、消費者の便益向上を目指すという。
同社は、家電量販店の小型商品をオーダーから最短45分で届ける実証実験を行うなど、クイックデリバリーの実現に取り組んでいる。