ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

内外トランスが通期予想上方修正、想定上回る売上

2021年9月15日 (水)

財務・人事内外トランスラインは15日、海上混載やフルコンテナの運賃単価、数量がともに「予想を上回って推移している」として、通期(12月期)業績見通しを上方修正した。従来予想に比べ、売上高で50億円、営業利益8.8億円、純利益5.2億円をそれぞれ上積みする。

世界的なコンテナ不足が続くなか、船社との交渉によりコンテナスペースの確保に尽力した結果、国内事業だけでなく海外現地法人の取扱量も増加。傘下のユーシーアイエアフレイトジャパンは航空貨物需要を取り込み、フライングフィッシュは巣ごもり消費の継続を背景に食品輸入が順調に推移した。

この結果、通期は売上高320億円、営業利益率10%、ROE21.4%となり、2022年12月期に「売上高300億円、営業利益率7%、ROE14%」としていた中期経営計画の数値目標を1年前倒しで達成するる見通しとなった。