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日通グループ新本社ビルが完成、来月から移転開始

2021年9月17日 (金)

▲新統合拠点の外観(出所:日本通運)

ロジスティクス日本通運は17日、東京都千代田区神田和泉町に建設していた「NXグループ統合拠点」(仮称)の完成式を16日に行ったと発表した。日通グループはホールディングス体制への移行、「NXブランド」の導入、グループ統合拠点への移転に取り組んでおり、新本社へは10月から段階的に移転を開始し、22年1月4日にグランドオープンを迎える。

新拠点は「会社・部署間の壁をなくし組織を機能別に融合させることにより、総合力を発揮できるワンストップ体制をさらに推進し、グループ経営力を高めていく」(日通)ため、現在の汐留本社ビルに入居している本社機能のほか、陸・海・空の機能を持つ支店とグループ会社を集約。移転を機に仕事のプロセス、働く職場環境、ワークスタイルの変革——を進める。

神田和泉町は、同社の前身である内国通運が拠点を構えたエリアで、その後も日通関連施設を設置して事業を発展させてきたことから、同社にとって「縁の深い特別な場所」(日通)だ。敷地内には創業時から縁の深い金綱稲荷神社がある。

■NXグループ統合拠点の概要
所在地:東京都千代田区神田和泉町2番地
敷地面積:7298.57平方メートル
建築面積:3097.45平方メートル
延床面積:42585.20平方メートル
構造:鉄骨造地下1階、地上13階、免震構造
入居予定会社、NIPPON EXPRESSホールディングス、日本通運、日本海運、日通トランスポート、日通・NPロジスティクス、日通NECロジスティクス、日通不動産、日通総合研究所、日通情報システム、日通キャピタル、日通ハートフル、琉球物流