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佐川急便、長崎で不在荷物ローソン店頭受取実験

2021年9月17日 (金)

ロジスティクス佐川急便(京都市南区)は17日、ローソンと協働で、不在で配達できなかった荷物をローソン店舗で引き渡す実証実験を長崎県内で行うと発表した。9月21日から2022年2月28日まで、同県五島市福江島のローソンとローソン・ポプラ店舗5店舗を対象とする。

佐川急便のセールスドライバーが配達した際に不在であった場合、不在票をポストに投函。不在票を受け取った顧客は、再配達手続き方法の選択肢のなかからローソン店頭での受け取りを選ぶことができる。

▲運用フロー(出所:SG ホールディングス)

消費スタイルの多様化に伴い、顧客の事情に応じた荷物の受け取りにおけるさまざまな方法を創造するとともに、再配達回数の抑止とCO2排出量の削減、ドライバー業務の効率化などにつなげる。今後はトライアル結果を検証し、より実効性の高いサービス展開を検討していく。

佐川急便は、ローソン店舗を活用した同様の取り組みについて、栃木県と山梨県の一部地域で実施。いずれもCO2排出削減効果を確認している。