ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日立物流、ドラッグストア向け拠点に荷降ろしロボ

2021年9月27日 (月)

サービス・商品東芝インフラシステムズは27日、日立物流中部から直交型荷降ろしロボットを受注したと発表した。日立物流中部は2022年6月から、ドラッグストア向け物流センターの仕分けライン投入作業にロボットを導入する。

(出所:東芝インフラシステムズ)

日立物流中部が導入する直交型荷降ろしロボットは、2面把持機構と荷物の引き出し方式による「丁寧な荷降ろし」、画像認識エンジンの改良により精度が向上した自動認識技術と計画・制御技術で1時間に600個の荷降ろしが可能な「高速処理」、外寸幅2200ミリ×奥行き3400ミリ×高さ2970ミリ2のコンパクト設計による「省スペース」ーーが特徴。

作業者に代わり、30キロまでの重い荷物(箱物)を、パレットからコンベヤへ荷降ろしする。設計・開発は東芝インフラシステムズの小向事業所。ロボットとコンベヤ機器を組み合わせることで、荷降ろし前のパレット搬送や荷降ろし後の商品搬送などの一連の作業を自動化し、作業工程を追加しない自動化として提案した。

作業負荷の大きなケース投入作業を自動化するため、日立物流中部は「多様な商品に対応する汎用性」「1時間あたり600個荷降ろし可能な生産性」「既存倉庫スペースに合わせ専有面積を抑えた設置レイアウト」を評価した。