ピックアップテーマ
環境・CSRR-StartupStudio（アール・スタートアップスタジオ、東京都港区）は27日、ナイジェリア・ラゴスを起点に、主に新興市場や発展途上国の都市部を中心に各国の廃棄物処理のエコシステムを刷新するプロジェクトを展開するWMCと業務提携することで基本合意したと発表した。WMCは世界中の中小企業やスタートアップと連携することで、都市における廃棄物問題の解決に向けたビジネスエコシステムの創生を始める。
R-StartupStudioは、SDGs関連技術を軸にシード段階の起業家とともに連続的に事業を創造するスタートアップスタジオ事業を展開する。
WMCは、廃棄物の回収やリサイクル、エネルギー転換など、廃棄物管理のビジネスエコシステム全体をカバーする領域で、世界中の中小企業やスタートアップと共創し国際的バリューチェーンを構築。また、新興国や発展途上国では廃棄物回収など低所得者層にとって新たな仕事の機会が増えつつあることから、革新的な金融ソリューションを提供する企業とのプラットフォームの連携も進める。
さらに、ESGやサステナビリティ等の文脈からロジスティクス領域において排出される温室効果ガスの削減にも寄与する。ローカルからグローバルまで、バリューチェーン全体で最適なロジスティクスを組むため、コストだけによらないサステナブルなロジスティクスを物流分野のパートナー企業とともに構築していく。
