ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

韓国日通、日系企業で初の医薬品GDP認証取得

2021年9月29日 (水)

▲仁川の倉庫の外観(出所:日本通運)

国際日本通運は29日、韓国現地法人の韓国日本通運が、ソウル同社本社と仁川国際空港CFS(コンテナフレイトステーション)における医薬品の短期保管サービスの提供に関して、医薬品のGDP(適正流通基準)を取得したと発表した。韓国における日系物流企業によるGDP認証の取得は初めて。

韓国では近年、医薬・医療分野の成長が著しく、特にバイオ医薬品などが拡大し、物流ニーズの高まりが期待されている。韓国日通がGDP認証を取得した本社とCFでは、冷凍・冷蔵・定温の3温度帯の温度管理機能を備えた施設で、医薬品の適正流通にあたる。

日通は現在、世界各国で現地法人によるGDP認証の取得を進めている。9月24日には台湾日通(台湾日通国際物流)が、台湾桃園国際空港に到着した航空輸入貨物の台湾域内での3温度帯輸送に関して、GDP認証を取得したことを発表している。