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台湾日通、3温度帯医薬品輸送でGDP認証取得

2021年9月24日 (金)

国際日本通運は24日、海外現地法人の台湾日通(台湾日通国際物流)が現地で提供する輸送サービスで、医薬品の適正流通基準であるGDP認証を取得したと発表した。

(出所:日通)

台湾では、2018年末に医薬品製造会社、医薬品製造免許を持つ販売会社に対してGDP認証の取得を義務づけるなど、医薬品の品質管理強化を進めており、台湾日通は桃園国際空港に到着した航空輸入貨物の台湾域内輸送業務のうちマイナス20-0度、2-8度、15-25度の3温度帯輸送でGDP認証を取得した。

5月に新設した「桃園NEXT3倉庫」でも保管、輸送業務を対象に台湾衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)のGDP・GMP認証を年内にも取得したい考えで、同社は「今後さらなる拡大が予想される医薬品の物流ニーズに対応するため品質の向上とサービスの拡充に取り組む」としている。