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沼尻産業、茨城で同社初の危険物倉庫が完成

2021年10月6日 (水)

(出所:沼尻倉庫)

拠点・施設沼尻産業(茨城県つくば市)は6日、茨城県阿見町で進めていた「稲敷第一危険物倉庫」の建築工事が完了したと発表した。

稲敷第一危険物倉庫は、コンプライアンス意識の高まりを背景に危険物倉庫の需要が高まっているなか、1962年の創業以来培ってきた物流センターの開発・運営ノウハウを活用し、さらなる事業拡大を見据えて開発した初の危険物倉庫。「消防法危険物第四類」に対応し、同敷地内に一般倉庫を併設しており、危険物と通常品の保管が可能だ。

首都圏中央連絡自動車道を経由することによる、首都圏各地だけでなく東北地方など広域アクセスも良好なのが強み。成田空港や石油化学系企業が多く立地する鹿島臨海工業地帯への移動も容易だ。

機能面では、壁・柱・床に耐火構造を導入したほか、屋根は爆風が上へ抜けるよう軽量の折板葺きや火災予防のための避雷設備、庫内の電気設備機器および配線の防爆処理を整えた。庫内荷役作業の際には防爆型フォークリフトを使用し、万が一の火災発生時に備えて自動式泡消火設備を置いた。

■「稲敷第一危険物倉庫」の概要
所在地:茨城県阿見町福田字内野84-6
敷地面積:7810平方メートル
倉庫面積:(危険物倉庫)2033平方メートル、(A棟)560平方メートル、(B棟)993平方メートル、(C棟)480平方メートル、(一般倉庫)400平方メートル
構造:鉄骨造、平屋建て
交通:首都圏中央連絡自動車道「牛久阿見インターチェンジ(IC)」2.8キロメートル、「阿見東IC」2.9キロメートル
着工:2021年2月