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自律走行フォークとAGVでも共同研究

トラストスミス、小野東大特任准教授との協力拡大

2021年10月18日 (月)

▲東大生産技術研究所(出所:トラストスミス)

荷主TRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区)は18日、機械情報モビリティ工学を専門とする東京大学生産技術研究所の小野晋太郎特任准教授と学術指導契約を結び、自律走行フォークリフト・搬送ロボット(AGV)の研究開発を開始したと発表した。

同社と小野氏はこれまでも学術指導契約を交わし、自動運転に関する研究開発を行ってきたが、契約範囲を自律走行フォークリフトとAGVにも広げ、小野氏が持つモビリティ分野の知見と自社の技術を組み合わせて自律走行フォークリフト、AGVの共同研究を行うことにした。

小野氏は特任准教授・博士(情報理工学)として東大生産技術研究所で研究活動を行いながら、土木・交通工学、機械・制御工学、情報・通信工学などの分野が同時横断的に連携してITSの研究開発を行う大学研究組織「次世代モビリティ研究センター」(ITSセンター)でも研究に従事。主に「CG・運転シミュレーション」「センシング・モデリング」「時空間画像解析」などの研究を主力としている。

2018年に「電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ高度交通システム(ITS)研究専門委員」で幹事に就任、20年には「情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会」運営委員に参画している。