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ウィルポートが政投銀から2億円調達、新事業推進

2021年10月19日 (火)

財務・人事ウィルポートは19日、第三者割当増資により日本政策投資銀行から2億円の資金を調達したと発表した。

ウィルポートは、独自の運送事業者ネットワークや物流配送管理システムを強みとし、消費者が小売店店頭やネットスーパーで購入した商品をそのエリアに密着し担当する配送ドライバーが代わりに自宅まで配達する「お届け事業」を中心に業容を拡大。大手アパレルや小売、国内自動車メーカーディーラーとの協業実績がある。

政投銀はウィルポートのこうした取り組みについて、ラストワンマイル配送領域での地域物流インフラの強化や、社会のニーズに即した配送労働力の最適な配置による競争力向上に貢献していると判断。国内経済の活力向上にも寄与すると評価した。

政投銀は、ウィルポートが発行する優先株式を引き受けるほか、取締役1人を派遣する。ウィルポートは、新事業である「買い物代行事業」向けアプリケーションや、配送ドライバー向けのルーティングシステムの開発を通じて、消費者の利便性向上や高い配送効率、将来的な主婦パート層のドライバー起用も見据えた機能拡充に取り組むことで、新たな物流プラットフォームの構築を目指す。