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日本梱包運輸倉庫、北上営業所第二倉庫を来秋稼働

2021年10月21日 (木)

拠点・施設日本梱包運輸倉庫は21日、北上営業所(岩手県北上市)の第二倉庫を着工すると発表した。東北地方の物流機能強化が狙い。2022年9月の稼働を目指す。

北上営業所は、東北自動車道を経由して東北各地をはじめ関東や新潟県など広域アクセスも可能な立地が特徴。機能面では貨物用エレベーターや垂直搬送機、低床掘込型でドックレベラーを備えたコンテナピット、トラックピットを導入する計画だ。

降雨・降雪時などの荷役に備え、倉庫南側はキャンテレバー方式とし、西側には長大な16メートルのひさしを設置。積雪地であることを考慮し、ひさしなどの先端には柱を設置してより安全性を高める。

日本梱包運輸倉庫は第二倉庫の建設を契機として、さらなる業容拡大を図る。東北地方のネットワークの強化と拡充を図るとともに、多様化・高度化する顧客の物流ニーズに応えていく。

■北上営業所第二倉庫の概要
所在地:岩手県北上市相去町山根梨の木43-155
敷地面積:3万8699.93平方メートル
延床面積:1万5180平方メートル
構造規模:鉄骨造、2階建て
交通:東北自動車道「北上金ヶ崎インターチェンジ」1.8キロメートル