商船三井、加メタネックス子会社の株式40％を取得

M&A商船三井は16日、メタノール生産大手のカナダのメタネックス社と、戦略的パートナーシップの構築に向けた基本合意書を締結したと発表した。メタネックスの100％子会社のウォーターフロント・シッピング社の発行済み株式の40％を、年末までに1億4500万米ドル（160億円）で取得する見通し。

メタノール生産業界首位のメタネックス、メタノール輸送業界首位のウォーターフロント・シッピングとの3社で、再生可能メタノールの活用も含めた、舶用燃料としてのメタノールの商用化を推進する。

なお、3社はこれまで30年以上にわたって協力関係にあり、2016年には他のパートナーと共同で、世界初のメタノールと重油の二元燃料船を建造している。