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阪急阪神の国際輸送、経済回復受け通期上方修正へ

2021年10月29日 (金)

財務・人事阪急阪神ホールディングス(HD)は10月29日、2022年3月期第2四半期累計連結決算を発表した。国際輸送セグメントは、営業収益が前年同期比61.8%増の603億5700万円、営業利益は同7.2倍の33億2000万円で増収増益だった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復基調が鮮明になってきたことから、貨物の取り扱いが増加した。さらに、航空・海上輸送とも需給がひっ迫していることもプラス効果となり、増収増益を確保した。

国際輸送セグメントにおける2022年3月期の通期業績予想は、貨物の取り扱いが当初の想定を上回っていることに加え、足元の需給ひっ迫が当面は継続すると判断。ことし7月に公表した予想数値について、営業収益は870億円から1200億円に、営業利益を28億円から50億円にそれぞれ上方修正した。