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阪急阪神HD、国際輸送は取扱好調で通期上方修正へ

2022年1月31日 (月)

(イメージ)

財務・人事阪急阪神ホールディングス(HD)は31日、2022年3月期第3四半期累計連結決算を発表した。国際輸送セグメントは、営業収益が前年同期比68.6%増の985億6800万円、営業利益は同5.5倍の56億1500万円で増収増益だった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復基調が鮮明になってきたことから、貨物の取り扱いが増加した。さらに、航空・海上輸送とも需給がひっ迫していることもプラス効果となり、増収増益を確保した。

国際輸送セグメントにおける2022年3月期の通期業績予想は、貨物の取り扱いが当初の想定を上回っていることに加え、足元の需給ひっ迫が当面は継続すると判断。21年10月に公表した予想数値について、営業収益を1200億円から1350億円に、営業利益を50億円から70億円にそれぞれ上方修正した。