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豊田自動織機、フォーク荷役機器メーカー買収

2021年10月29日 (金)

▲高揚高タイプにカスタマイズされたフォークリフト(出所:豊田自動織機)

国際豊田自動織機は27日、米国子会社Cascade Corporation(カスケード・コーポレーション)がフォークリフト用荷役機器メーカーLift-Tek(米国、イタリア)の全株式を10月26日付で取得し、完全子会社化したと発表した。

豊田自動織機は、フォークリフト用アタッチメントの世界最大手であるCascadeを2013年に子会社化し、お客様の作業環境に最適な商品と高品質なサービスを提供する。

Lift-Tekは、標準品とはサイズや形状が異なる特殊マスト分野にて高揚高や高荷重の荷役作業に対応する豊富な製品群を備え、北米・欧州市場にて高い競争力を有する。フォークリフト用カスタマイズ製品のラインアップ拡充を図るとともに、Lift-TekのマストにCascadeの高機能商品を組み合わせることで、特に無人搬送車など自動化機器の高機能化を求める顧客ニーズに幅広く対応できる体制を整える。

豊田自動織機は、グローバル展開する販売・サービスネットワークと豊富な製品により、全世界の顧客ニーズに対応し、産業車両事業のさらなる成長を目指す。