ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ニックス、ドローン荷物運搬キャッチャーを開発

2021年11月1日 (月)

▲荷物運搬キャッチャーを装着、機体下部で段ボールを支える(クリックで拡大、出所:ニックス)

荷主プラスチック製品開発のニックスは10月29日、ドローン開発のACSLとエアロネクスト(東京都渋谷区)が共同開発した物流専用ドローン向けに、ドローンに取り付けるタイプの荷物運搬キャッチャーを開発したと発表した。エアロネクストが10月6日に実施した北海道上士幌町での実証実験で試作機に搭載した。

ニックスは、ドローン関連事業の一環として物流向け荷物運搬キャッチャーを開発。自動車や家電、住宅など向け部材の開発で培った設計や開発、製造などの技術を活かし、新たに設計した電動化ボックスを開発。ふたの開閉の電動化や安全に配慮したロック機構を搭載し、軽量で堅牢な仕様としたことで、より安定的なドローン荷物輸送の実現につなげる。

ニックスは、からくり機構の設計・開発やプラスチック材料の開発に関する技術を強みとしており、これらの技術を展開する形でドローン向けビジネスに注力している。ニックスは今回の開発成果を契機として、ドローンによるサービス提供の幅をさらに拡充していく。