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国交省、清水港の農産物輸出を促す鮮度保持試験

2021年11月8日 (月)

▲清水港新興津コンテナターミナル内に蔵置後、鮮度確認検査を実施(出所:国土交通省)

行政・団体国土交通省は5日、清水港(静岡市清水区)を利用した農産物の輸出促進に向けた農産物鮮度保持試験を11月12日に実施すると発表した。

今回の試験は、静岡、山梨、長野の3県産の農産物を冷蔵コンテナに詰めて清水港新興津コンテナターミナル(同)内に蔵置し、輸出に要する期間を想定した日数の経過後における鮮度保持状況を確認する。

国交省と農林水産省はことし8月、静岡県が策定した「産地・港湾連携型農林水産物・食品輸出促進計画」を認定。清水港を利用した農産物輸出先として、台湾や香港、シンガポール、マレーシアを選定している。

清水港湾事務所は計画を踏まえつつ、本試験を通じてこれらの国・地域への混載輸送が可能な品目の掘り起こしを図るなど、清水港からの農産物の輸出促進に向けて、官民一体で検討を進めていく。