ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

清水港農産物輸出、鮮度保持への措置が課題|短報

2022年9月6日 (火)

国内中部地方整備局は5日、静岡市清水区の清水港を利用した農産物輸出促進に向けた取り組みとして、ことし7月22日から1か月間実施した農産物鮮度保持試験の試験結果を公表した。

夏季の農産物20品目をコンテナに詰めて清水港新興津コンテナターミナル内に蔵置し、台湾や香港、シンガポール、マレーシアへの輸出に要する期間を想定し、10日、20日、30日経過後の鮮度保持状況をそれぞれ確認。11日目はどの品目も鮮度低下が認められなかった。21日目はモモに一部傷みが認められたものの、その他の品目に問題はなかった。31日目はモモとスモモ、バラ、ガーベラ、レタス、ホウレンソウ、ミニトマト、ナスにしおれやかび、変色などの傷みが確認されたが、長期輸送に対して梱包方法の工夫など鮮度保持のための具体的な措置を講ずることで改善が期待できるとした。

同局は9月9日に「清水港からの農産物・食品の輸出促進に向けた官民連絡会議」の2022年度第1回会議を開催。こうした試験結果をはじめこれまでの清水港からの農産物輸出の取り組みを共有し、さらなる輸出促進に向けた課題の抽出や対応策の検討を進める。

■この記事は要点を絞ってお伝えする「短報」です。「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com