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トナミHD、業務効率化で2Q利益予想を上方修正

2021年11月11日 (木)

(出所:トナミ運輸)

財務・人事トナミホールディングス(HD)は11日、2022年3月期第2四半期累計連結業績予想を修正すると発表した。ことし5月12日公表の前回予想数値について、営業収益を690億円から657億円に、営業利益を31億円から36億円に、経常利益を33億円から38億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を20億円から26億円にそれぞれ変更した。

主力の物流関連事業において、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発出などの影響から、経済活動が制限されるなど、取扱物量が予想を下回って推移したため、営業収益は予想を下回る見込みであるとした。一方で、業務効率化による生産性の向上やコストコントロールの強化が奏功し、利益はいずれも前回予想を上回ると判断した。

通期の業績予想は、第3四半期以降の景気動向や原油価格の推移が不透明であることから、前回予想数値を据え置いた。

こうした業績動向を踏まえて、2022年3月期の配当予想も修正。第2四半期末の配当を1株あたり50円から60円に増額するほか、期末配当予想も50円から60円に増やす。年間では1株あたり100円から120円に増配となる。