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東京海上日動など、ドローンやAIで施設保全を支援

2021年11月12日 (金)

(イメージ)

環境・CSR東京海上日動火災保険(東京都千代田区)と東京海上ディーアール(同)、センシンロボティクス(東京都渋谷区)の3社は12日、主に大規模倉庫や工場、プラントを保有する企業向けにドローンを活用した保全高度化支援サービスの提供を開始すると発表した。

建物の壁や屋根を定点観測する撮影データを継続的に蓄積してAI(人工知能)学習を行うことで、より高度な保全活動を支援する。物流施設の被災を最小限に食い止める取り組みとして注目を集めそうだ。

大規模施設を保有する企業では、保全業務におけるドローンの活用を検討し始めているが、機体の選定や操縦技術、データ管理などに課題を抱えており、導入へと踏み出せないケースも少なくない。

東京海上ディーアールとセンシンロボティクスは、操作研修から撮影データ管理までをワンストップでサポートすることで、各企業における導入体制の構築を支援する。

現状実施している保全業務を確認するとともに、本サービス導入に関する課題を整理したうえで、実地検証による撮影データを取得して効果を検証。運用に向けた中長期計画を作成して活用体制の構築を進める。機材導入や撮影データを継続的に蓄積することで、活用に向けたフォローアップを図る。